本資料は、法人向け SaaS・パッケージ事業者さま に向けた、VTL 方式の詳細資料です。
生成AIが実装や作業を一気に高速化するいま、成果を左右するのは 何を・どう作るか を定める システム開発の上流設計(要求定義・アーキテクチャ) です。自社製品を持つ SaaS・パッケージ事業者にとって、この上流は 顧客の課題を解き、その解を製品に堆積させる 入口。価値で稼ぎ続けるモデル への勝負どころになりつつあります。
こうしたなか、顧客の現場に入り込み、要件から実装までを一気通貫で担う FDE(Forward Deployed Engineer) というスタイルが、世界的に注目されています。
とはいえ、「FDEをどう組成し、その核となる上流設計をどう回すのか」という体系的な方法論がなく、属人的な経験に頼らざるを得ない企業が少なくありません。貴社にも、思い当たる場面はないでしょうか。
VTL は、まさにこの上流設計のパートを、ISO/IEC/IEEE などの国際標準に基づいて体系化したメソドロジー です。ヒトとAIの協働で、システムの上流設計を「組織として再現できる仕組み」に変え、FDEの土台を支えます。
本資料では、Palantir 型ビジネスモデルの本質、VTL 方式、成果物イメージ、パートナーシップのご提案を、順にご紹介します。
FDE の裏側にある、隠れた真実
※ Palantir にもプロフェッショナルサービスの収入はありますが、売上の1割弱で縮小傾向にあり、収益の柱はサブスクリプションです。
FDE の核となる上流設計を「組織の能力」にする
※ 要求の書き方は ISO/IEC/IEEE 29148、アーキテクチャの描き方は ISO/IEC/IEEE 42010、品質の決め方は ISO/IEC 25010 に基づき、最上流には当社特許(特許第6934696号・仮説生成構造)を組み込んでいます。
QR決済システムを題材に、VTL 方式の実際の成果物をご覧いただきます
対象システムを中心に、誰と何がつながっているか(アクター・外部システム)を1枚で可視化します。
利用者ごとに「システムで何をするか(ユースケース)」を、抜け漏れなく特定します。
ユースケースごとに、現状の流れ(As-Is)を写生して問題を特定し、あるべき流れ(To-Be)を定義します。
| # | ユースケース | アクター | As-Is (現状の 5W1H) | As-Is の問題 | To-Be (あるべき流れ) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 商品代金を支払う | 消費者 | 消費者が、レジ会計時に、商品代金を支払うため、スマホアプリで QRコードを表示 / 読み取り、ワンタップで承認する | サーバーでのオンライン承認が必須。地下・離島・災害時・通信障害時は決済できず、現金に切り替えるか購買を諦める(機会損失・信頼性の課題) | 通信不能時にも、事前承認枠(上限5万円)で端末ローカルに承認し、接続復帰後に自動同期・確定する ← 本ケースの改修(次ページから深掘り) |
| 2 | 残高をチャージする | 消費者 | 消費者が、残高不足時に、追加チャージするため、アプリから 銀行口座連携 / コンビニ現金 / クレジット連携で残高を補充する | 残高不足にレジ前で気づき、その場のチャージ操作で会計が滞る | 残高が閾値を下回ったら自動チャージ(上限設定つき)できるようにし、レジ前の残高不足を解消する |
| 3 | 支出履歴を確認する | 消費者 | 消費者が、取引後随時に、支出を即把握するため、アプリで即時履歴を表示、カテゴリ自動分類・期間検索・家計簿アプリ連携が可能 | 使いすぎに気づくのが履歴を見た後=事後で、予算管理が消費者の自助努力に委ねられている | 予算上限アラートと月次サマリの自動配信を追加する |
| 4 | 利用開始・初期設定をする | 加盟店 | 加盟店が、サービス申込時に、決済を受け付け可能にするため、Webから一括申込・本人確認書類をアップロード、即日〜数日で利用開始、店頭QRコード看板を受領する | 本人確認書類の目視審査がボトルネックで、繁忙期は開通まで数日かかる | 本人確認のeKYC化で即日開通率を高める |
| 5 | 商品代金を受け取る | 加盟店 | 加盟店が、会計時に、代金を受領するため、スマホ / タブレットで QRコードを表示 / 読み取り、即時に決済確認する | 通信不能時は受け付け自体ができず、UC1と同じ機会損失が店舗側にも発生する | オフライン取引の受領と接続復帰後の同期確認に対応する(UC1改修との対) |
| 6 | 売上履歴を確認する | 加盟店 | 加盟店が、随時 / 経理処理時に、売上を即把握するため、管理ダッシュボードで即時売上表示、店舗別 / 時間帯別分析・CSV / 会計ソフト連携が可能 | オフライン取引の導入後は、同期前の取引が売上に見えず突合が狂う恐れ | 未同期取引の可視化と同期状態の表示をダッシュボードに追加する |
※ UC1 の問題(オンライン依存)への応答は「既存UC1の改修か、新規UCの追加か」を、復元した全体像を根拠に検討し、既存UC1の改修(v2.0)と判断——目的(商品代金を支払う)が同じなら、UC は同じ。
プロトタイプで検証(V&V)した要求を統合ADに反映し、そのまま実装に進める構造になります。
| # | ユースケース | 1. BMA | 2. StRS-SyRS | 3. AD | プロトタイプ | V&V | ステータス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 商品代金を支払う (v2.0 オフライン対応改修) | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 改修・完了 |
| 2 | 残高をチャージする | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 |
| 3 | 支出履歴を確認する | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 |
| 4 | 利用開始・初期設定をする | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 |
| 5 | 商品代金を受け取る | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 |
| 6 | 売上履歴を確認する | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 ↗ | 完了 |
※ 完了(下線付き)はクリックで成果物サンプル一覧を開けます。
協業モデル・立ち上げの流れ・よくあるご質問
VTL の知識基盤・トレーニング・サポート・品質管理への アクセス権
連動のさせ方は、貴社の収益戦略に合わせて
個別に設計します
費用・比率などの具体条件は、
パートナー候補さまと個別に詰めます
VTL は方法論の研究事業者であり、コンサルティング事業は基本的に行いません(研究目的を除く)。したがって、パートナーさまと競合することはありません。
目安として、中堅クラスの人材 2〜3名から始められます。その上で、成果報酬を含む協業である以上、私たちは 成果を出せる本気の体制 を重視します。片手間ではなく、事業として本腰を入れて取り組めるパートナーさまと組みます。
固定ライセンス費用 + 成果報酬 の2階建てです。具体条件はパートナー候補ごとに個別に設計しますが、双方の経済合理性を担保する設計を行います。
貴社およびクライアントの秘密情報は、契約によりしっかり保護します。品質管理・レビューの過程で当社が触れる情報も同様です。
むやみに競合と組むことはありません。地域・領域での優先権や独占的な取り扱いは、パートナーシップの状況に応じて個別にご相談します。
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